アルコールチェックの義務化

今回は、アルコールチェックの義務化についてお話したいと思います。

 

警察庁によって道路交通法規則が改正されたことにより、

アルコールチェックの義務化範囲が拡大しました。

そして改正のきっかけとなったのは、2021年6月に千葉県八街市で起こった、

白ナンバーのトラックが飲酒運転をして児童5人を死傷させた事件です。

白ナンバーの乗用車がアルコールチェックの義務化対象でなかったことを、

警察庁は重く受け止め、白ナンバーも義務化対象にすることにしたそうです。

 

   

 

対象になるのは・・・

・乗車可能人数が11人以上で、白ナンバー車を1台以上保有している。

・白ナンバーの車を5台以上持っている

 

実施される義務は・・・

・運転者の酒気帯びの有無の確認を、アルコール検知器を用いて行うこと

・アルコール検知器を常時有効に保持すること  アルコール検知器  

だったのですが、コロナの影響で半導体不足だったこともあり、

アルコール検知器の製造が間に合わないとのことで

7月15日の警察庁の発表で10月1日からの開始が延期されることとなりました。

実施日は、まだ未定となっています。

 

記録しておくものに定められた様式などはなく任意とのことです。

例として・・・

  • 実施者名
  • 運転者名
  • 運転する自動車のナンバーもしくは識別できる番号
  • 実施日
  • 実施方法(アルコール検知器の使用の有無もしくは、対面でない場合は具体的な方法)
  • 酒気帯び運転の有無
  • 指示事項
  • その他

以上の項目をチェックします。

また、記録したデータは1年間保管しなければなりません。

こうした規則を各々が遵守することで飲酒の事故が減少することを望みます。